献血の話。

なんだか献血ブームの兆しが社内でありそうな気配を感じ取ったのはきっと3人だけだとは思うけど、そのブームに乗っかって、第三の刺客として私、行って来ました。

第一の刺客Sちゃんは、ちょっと前に行って来てて、血液検査の結果が郵送されておりました。
ちょっとうらやましいです。
で、第二の刺客W君は、輸血をされたことがあるため、門前払いでした。
そして、第三の刺客、私は、昨日、意気揚々と12:55頃献血ルームにいきましたところ、
「受付は12:45から14:00までやっておりませんので、14:00以降また来てください」
と、まさに門前払い。
そご地下でお昼ご飯を買って帰り、14:00以降また行こうと思ったけど、仕事のキリが付かず、
今日15:00頃行って来ました。

こう見えても私、献血は初めてじゃないんですよ。
で、前回いつやったか全然覚えてなかったのですが、ちゃんと記録が残ってるモンですねー、
前回は平成8年7月末でした。8年ぶりですか。
名字も住所も電話番号も変わったので、登録情報を更新などしてもらい、待合室で待っておりましたらおばさんが
「朝ご飯、10時頃食べたの?　おなかすいてない?　おせんべいとか食べていいわよ」
と勧めるので、シナモンドーナツを頂きました。
「お飲物は?　暖かいものがいいかしら?」
と言うので、温かい煎茶を頂きました。
なんだかおばさんに親切にされて、ちょっと嬉しかったです。

で、血圧を測ってもらい、少量の血液を採取され、再び待っておりましたら、またおばさんが
「お飲物どう?」
と言うので、ホットココアを頂きました。
飲んでいる最中、私の番が来たのですが、
「飲み終わってからでいいわよ」
と看護婦おばさんがいうので、ソファに座って飲んでおりましたら、
隣の隣に座っていた20代前半くらいの小太り兄さんがいきなり、
「ガターン」と倒れ、けいれんし始めたんですよ!!!!!
はわわわわ;;;と思いながらも、
「あ、口から泡は吹いてないわ。床の液体はドリンクか。」
「ま、まさかいたいけな献血志願者をびびらすためのどっきり!?」
「カメラは何処?　戸棚?　観葉植物の脇?　テレビのスピーカーの穴?」
と、冷静なんだかパニクってんだか分かんないことを考えておりました。
献血室から看護婦さん2人が出てきて、
「あの人まだ献血してないよね?」
と、受付のおばさんに確認してました。
そう、そのぶっ倒れた彼、極度の緊張の余り、ぶっ倒れたらしいです。
椅子に頭をぶつけたものの、なんだか無事なんだけど、別室に移そうにも体が大きいので抱えきれず、
奥から出てきた車椅子に乗せられ、また奥に消えていきました。

はわー・・・と思いながらココアを飲み干し、献血室へ行き、
めちゃイケ(スペシャルの前にやる、宣伝を兼ねた再放送)を見ながら400ml採血してもらいました。

私が採血終わった頃、例のぶっ倒れた彼も奥の部屋から出てきました。
「情けないですね」「恥ずかしいです」と、彼は漏らしておりました。
受付の人は元気づける言葉をかけてたみたいですが、忘れました。
とりあえず今回は献血しないで帰るみたいです。

いやぁ、あの彼、次回献血出来るか気になりますなぁ。