ソーラーカー講座 設計


さて、前回で大まかな作りたいソーラーカー像が浮かび上がってきました。
それではそのソーラーカー像をより具体的なものにしていきましょう。


フレーム
車体デザイン
パーツ
予算配分
走行計画


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●フレーム
あらかじめ決めてある目標に沿ったフレームを設計します。
まず、フレームは「はしご型」か「スペースフレーム」か、それとも「モノコック」か?
素材は「鉄」か「アルミ」か「カーボン」か?
さらに「タイヤの位置」「人間の位置」「バッテリー搭載位置」、さらには重量に対す
る強度など様々な要素を取り入れて設計します。
車体の基本設計を決定する重要なポイントです。
また、アマチュアチームではフレームをありあわせのものを利用して、逆に様々な要素
に対して適当なレイアウトを考えるという場合もあります。

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●車体デザイン もちろん、フレームむき出しで走ってもいいわけですが、ソーラーカーではエネルギー 損失を少なくするため、空気抵抗を低減するためにカウルをかぶせる場合が多くなりま す。 また、このデザインしだいでその車の個性が決まると言っても過言ではないでしょう。 [Next][Return]
●パーツ 必要なパーツを選定します。 例えば、タイヤ、モーター、バッテリー、そして何といっても太陽電池といった部品を 様々な条件から決定します。 [Next][Return]
●予算配分 各パーツにかけられる予算を配分します。 あまり説明する必要もないと思いますが… [Next][Return]
●走行計画 各目標、車体性能から具体的にどういった走りができるか、といったことを計画します。 具体的には、太陽電池の発電量+バッテリー充電量をうまく配分してどれくらいのペー スで走れるかを目標速度のエネルギー損失量から計算します。 [Next][Return]
 さて、いわばプラモデルの部品と設計図は出来ました。 これからはソーラーカーというプラモデルの組み立てにむかっていきましょう。 続きは、次回それでは。

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