ソーラーカー講座 テスト走行
さて、やっとソーラーカーが出来上がりました。
それでは最後の仕上げに向かいましょう。
データ取り
安全性
性能値の割り出し
走行計画
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●データ取り
基本的にテスト走行=データ取りなわけですが、ここでのデータとは車体の基本性能を
いいます。
つまり、太陽電池はどれくらい発電し、車は何km/hの時どれくらい電力を使うのか?
どれくらいの重量で出来上がったのか…ということです。
このデータが後々走行計画を立て、レースをする上で重要な役割を果たすのです。
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●安全性
出来上がって人が乗ったら壊れないか、何km/h以上出したら壊れないか、ブレーキは
ちゃんと効くか、走行中にル○゜ン3世のようにハンドルが取れ、カウルが飛んでいき
タイヤが外れたりしないか?
…冗談のようで、最も冗談にならない重要なチェックポイントです。
ちなみにほとんどのソーラーカー大会では、ブレーキの規定、さらにはシートベルトの
着用が義務付けられています。
…エアバックはつけなくてもOKですが。
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●性能値の割り出し
データを整理し、走行計画をたてやすくします。
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●走行計画
目標値と実際のデータは異なるものです。
あらかじめ立ててあった計画を修正してやります。
ちなみに、ちゃんと計画を立てないとせっかく作ったソーラーカーの性能を発揮するこ
とができないのです。
…これは自分たちにもいえることですが。
バッテリー残量を制するものは、レースを制する。
と、topチームでは言われます。topチームになればなるほど、同じ車体を何年も使い
ます。
車体が古くなると故障が多くなるのは当然ですが、その分その車を使い込んだ強味で、
素晴しい成績を上げています。
そういう意味では、これこそレースの醍醐味というべき面白い駆け引きの部分です。
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さて、レースへの準備は万全。
それではいざ、レースに参加しましょう。
続きは、次回それでは。
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